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KAVCキネマ通信

神戸アートビレッジセンターの映画ブログです。映画上映企画・KAVCキネマの耳より情報、こぼれ話映画話などをいち早くご紹介します。


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グランド・ホテルへようこそ

2008-06-26(Thu) 15:44
6月の怒濤のような(KAVCらしい?)上映も本日で終わり。どんより天気が多い中いらしてくれた皆さん、どうもありがとうございました。
未見だった「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」を滑り込みで見ましたが、グロテスクと美しさは紙一重ですね。というか、美というのは常にグロテスクを孕むものなのか・・・。
動物の角や蝶の羽を持った子供たちが集うユートピアと、はらわたを見せた死体が散乱する戦場は、どちらもがダーガーの心象風景でしょうか。あれほど極端ではないにしろ、相反する世界が誰の内にも存在するのかもしれないと思わされました。

さて、7月の話題。
「グランド・ホテル形式」の映画、「モンテーニュ通りのカフェ」と「パーク アンド ラブホテル」が同時期に上映されます。ホテルを舞台に繰り広げられる群像劇「グランド・ホテル」にちなんで、ひとつの場所を介して人間模様を描く手法をこう呼びますね。

「パーク アンド ラブホテル」の舞台は、ホテルはホテルでもラブホテル。しかも屋上に遊具まで備えた公園がある、ちょっと変わったラブホ。愛想はないけど本当は優しいオーナーの艶子と、ホテルに集う問題アリな女たちとの一瞬の心の触れあい。艶子役のりりィさん、メイクダウンしてますが本当は綺麗なのよオーラが滲み出てます。毎回違った男とホテルに来る謎の客のまりか役は、「京阪のる人・・・」のCMでおなじみ、三代目おけいはん神農幸。ちなみに彼女は同時期上映の「屋根の上の赤い女」のヒロイン。ますます活躍が期待される女優さんです。

こちらはホテルが舞台ではないものの、カフェをジャンクションに繰り広げられる「モンテーニュ通りのカフェ」。モンテーニュ通りはあらゆる一流メゾンが店を構えるパリきってのハイソなエリア(旧居留地のスケール大きい版?)。通りの先にはエッフェル塔がそびえます。上京したてのジェシカは、一流のものに囲まれていなさいという祖母のはなむけの言葉に従って、モンテーニュの名物カフェで働くことに。劇場やオークションハウスに囲まれたそのカフェは、業界人や名士が出入りして華やかな雰囲気。でもお客はそれぞれに事情や悩みを持っている。ジェシカはテーブルからテーブルへ飛び歩くギャルソンをこなしつつ、皆の間を行き来してちょっとずつ気持ちを繋いであげます。フランス映画らしい、小粋なスイーツを思わせる映画です。

両作品のスケジュールはページトップのタイムテーブルでご確認ください。

ではではしばらく映画はお休みですが、7月も是非劇場へお運びくださいね。

モンテーニュ3(縮小)
「モンテーニュ通りのカフェ」
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幽霊VSサイン

世紀の驚作、「幽霊VS宇宙人」6/21ヨリいよいよ公開です!
今回、神戸アートビレッジセンターのために、両巨匠のサインをいただいてまいりました。劇場に貼ってありますので、ご覧くださいね。
なお、会田誠さんによる華麗な宣伝ビジュアルでも話題になっておりますが、同絵柄のポストカードを、公開初日にお越しいただいたお客様(先着・限定数)に差し上げます。
バカバカしいけど、本気の面白さ。是非お越し下さい。

続きを読む »

いよいよ柴田剛監督の“モノクロームとノイズミュージックで彩られた美しい問題作”「おそいひと」明日より公開です!
初日を記念しまして* 6/14(土)20:30の回上映終了後*、監督、出演の住田雅清さん、福永年久さんの舞台挨拶があります。

6/14(土)~16(月)は大音量対応です。スピーカー増量しております。「おそいひと」ワールドを全身でご体感ください。
6/18(水)~20(金)は通常の音量です。大音量が苦手、通常の状態が一番!とおっしゃる方はこの日程にてお越し下さい。
何回もテストをしているのですが、どちらも味わい深く、まるで違う作品かの印象です。見比べていただくのも手ですヨ!
みなさま、お待ちしております!

フレンチシネマが続いております、KAVCです。いかにヌーヴェルヴァーグという波が全世界を覆ったかということもありますが、それ以前、もともと映画はおフランス生まれですもんね!歴史が違いますか、こんな日本の私でも知った顔が出る出る。豪華顔合わせの2本です。
アガサ・クリスティーの「ゼロ時間の謎」では、「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポー。こういう上流階級ぽい(つまりテニスやってるぽい)男前て、見ていて楽しいですね。天然なのか、それとも・・。そして、サラブレット中のサラブレット、キアラ・マストロヤンニが寡黙な謎の女に扮し、「石の微笑」での魅惑なファムファタールぶりが記憶に新しいローラ・スメット、ここでもどうしても惹かれてしまう悪女さ底なし、「8人の女たち」で歌と踊り健在ぶりをみせつけた名優ダニエル・ダリューら、がクリスティーのミステリーを演じる訳ですが。つくづくミステリーって面白い、と思うのは、どこに伏線があるかわからないので、画面の隅々まで見てしまうこと。もちそん、それだけ隅々まで生き生きと生きている画面でなければ面白くないということです。役者が良くて、全体の演出が利いている、至福です。
そして「ランジェ公爵夫人」。バルザックの小説を原作にリヴェットが描く見事なまでの様式美。戯曲感満載なところが見所ですが、こちらも主演は「恋ごころ」のジャンヌ・バリバールに「ポーラX」のギヨーム・ドパルデュー。
俳優さんを見ていて見飽きないという点でまさにフランス映画です。
ちなみにこの文章のタイトル、お気づきの方はすごい、両作品に出演している2世俳優さん、キアラ・マストロヤンニ、ギヨーム・ドパルデューともに、お父さんと「鼻」がそっくりです!
お見逃しなく!
雨かいな~という、じめっとした空模様が続いているなか、KAVCのスクリーンは輝くばかり!
偏愛の巨匠ブニュエルの、うら若きドヌーヴを起用した背徳の新妻の物語「昼顔」。今回はほぼニュープリントです。どうぞ、拝んで下さい。それほどまでに美しい。私も拝みました。そしてカメラアングルしかり、構図、その他、筋というよりは文体的に変態。変態さ加減ブラボー。その「昼顔」のブニュエルにリスペクトする形で撮られたのが、ポルトガルの映像マエストロ、オリヴェイラのその名も「夜顔」。こちらは「昼顔」の2人がそのまま年をとって38年後に再会したら・・という筋で、ミシェルのピコリさんはそのまま出てます。ドヌーブの役はビュル・オジエ。もちろん、ブニュエルの代表作「ブルジョワジーの密かな愉しみ」を主演した人ということでの起用という訳でしょう。
再会する2人、ピコリさんがオジエさんに何か箱をプレゼントするシーンがあるのですが、その中身は監督曰く「人生の秘密」!今年100歳の監督にいわれちゃうと、かなわないですねえ。100歳でもキラキラですよ!
で、その後は、がらりと変わり「散歩する惑星」でハートを鷲掴みにされてしまった(でしょ?)、スウェーデンのロイ・アンダーソン監督の2作品です。
デビュー作の「スウェーデッシュ・ラブ・ストーリー」は70年代に邦題「純愛日記」として「ちいさな恋のメロディ」と同時公開されているので、大切な心の宝物になっている方もいるのではないでしょうか。今回はデジタルリマスター版です。とにかく、足長い。恋する少女少年たちの視線がもう、柄にもなく10代の時のことを思い出してしまうこと請け合い。そして、も一度いいます、足長い。ほれぼれしながら、初恋のこと、存分に思い出しちゃってください! 個人的には、「ベニスに死す」の美少年、ビヨルン・アンドレセンがちょい役ででてるのは、なんともお得感あり。ヴィスコンティに見いだされたと思いきや、こっちが先なのです。ああ、まばゆい。
そして最新作「愛おしき隣人」こちらは設定的には徹底的に曇りなんですが、ほんとに各シーンで拍手喝采。可笑しくて不思議でファンキー。ああ愛おしき人たち。
お見逃しなく~!


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