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KAVCキネマ通信

神戸アートビレッジセンターの映画ブログです。映画上映企画・KAVCキネマの耳より情報、こぼれ話映画話などをいち早くご紹介します。


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ビール片手に

2009-01-31(Sat) 11:09
 ビールの「国民1人当たり消費量1位の国」ってどこだと思いますか?
やっぱりビアホールの本場ドイツ?ビール片手にスポーツ観戦、のイメージが強いアメリカ?それとも休みの日は昼からビール、の人が増えている(嘘です。個人的な習慣です)日本もいい線行ってるかも。
 でも意外なことに、それは東欧の小国チェコなんです。4月神戸公開の「英国王給仕人に乾杯!」では、題名に違わず舞台がチェコのビアホールやレストラン。日本のビールジョッキは縦長ですっきりしたデザインのものが多いですが、この映画を見ていると、あちらのジョッキはぼってりした樽型なのが分かります。そういえば月イチで通ってるビアホールのジョッキもあんな形だったかも。そんなこと考えながら見ていたら猛烈にビールが飲みたくなる・・・

 さて映画の時代は戦前~戦後のチェコ、主人公はチェコを擬人化したような小男ヤン。才覚と要領の良さで、職場を変わるごとに出世し金持ちになっていくのですが、彼の幸せはいつも不幸と裏表。手に入れた瞬間失う運命なのです。七転び八起きのヤンが、最終的に手に入れた幸せとは?

 昨年上映された「タクシデルミア」も、ある家族の歴史を東欧ハンガリーの歴史に重ねて描いてましたが、凝りに凝った美術も画面中に溢れていた食べ物も、過剰さ=グロテスクさを煽るためのものでした。その点「英国王~」はもっと陽性。ヤンの波瀾万丈の人生が、すばらしい美術セットと美味しそうな消えモノの数々(と、美女のサービスショット 笑)満載で綴られていきます。

 ビールの季節にはちょっと早いですが、「英国王給仕人に乾杯!」で一足先に、賑やかなビアホールの雰囲気を味わってみませんか。

英国王
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いのちの作法

2009-01-28(Wed) 14:50
日本で先駆けて60歳以上の村民の医療費無料化制度を慣行した沢内村のドキュメンタリー「いのちの作法」、基本的な「いのちの尊厳」を見失いかねない現在だからこそ、ご覧頂きたい作品です。
沢内村の深沢村長は1960年に「豪雪・多病・貧困」克服へと、65歳以上(翌年には60歳以上)と乳幼児の医療費無料にした村です。大都市と比べると規模が違うので、可能なのだという論もございましょうが、社会を形成するひとりひとりがコミュニティに参加していくという意識を持つということはこういう事なのかと思わざるを得ません。山奥で豪雪地帯、昔から決して裕福な土地ではない村に、子どもも老人も若い夫婦も皆が支えあって出来る幸せな生活が垣間みれます。
社会に貢献することは、しんどいことではなくて喜びであり、存在意義なのだとあらためて思います。そして、その貢献する社会というのは、まずは自分のまわり5Mの範囲でも良いのです。
仮に手元に12,000円あれば、12,000円豊かになったと言えるのでしょうか。
「俺たちに明日はないッス」公開期間中、受付にて、さそうあきら氏の原作コミックを販売しています(880円)短篇ですが、映画とはまた違ったバッサリした刹那感がありますね。

男たちの絆/エグザイル

2009-01-19(Mon) 21:38
隆盛から中国返還での停滞を経て、かの「インファナル・アフェア」で見事「魂」を復活させた香港。ジョン・ウーも「レッド・クリフ」でさらにスケールアップした砂埃に往年のノワールものを彷彿とさせ、そしてジョニー・トーです!まさに黒社会に生きる男たちの絆をキメキメのショットでつなぎ、これぞ!待ってました!の喝采。「エグザイル/絆」です。
神戸アートビレッジセンターでの上映予定ですが、なんとフィルムの都合でちょっとお待たせしてしまうことになります。詳細が決まり次第UPしますので、どうぞ、お楽しみに!

今年も

2009-01-18(Sun) 23:28
今年も1,17が過ぎました。神戸にとっては忘れたくとも忘れられない記憶の日です。今、日本は100年に一度の危機とか言われています。神戸にとっては100年に一度は14年前です。心新たに明日にむかっていきたいものです。

楽器ケースの匂いがする

2009-01-17(Sat) 19:28
「ベルリン・フィルー最高のハーモニーを求めてー」本日より始まっております。
「ハーモニー=調和」させるためには、各人が周りを理解しつつ、自らを活かしていく、ただ「揃える/自分を殺す」だけじゃないクリエイティブな作業が垣間みれてとっても興味深いです。世界最高のオーケストラが最強のオーケストラになるためにー。殻をやぶる力と伝統を守る力と団結力。何よりも、この素晴らしい音楽のために。そんな所でやっていける、努力も才能も運も兼ね備えたタフな人々はとっても個性的。

個人的に好きなシーンは、ツアーも終盤、疲れもきている団員たちが迷路みたいな台北の劇場でウロウロ。「楽器ケースの匂いがする」匂いで探すのか!
未来
子どもたちの写した写真パネルを特別展示いたします(~24日まで)

ニューヨークの女性写真家が、コルカタの売春街に生まれた子どもたちにカメラを持たせてみたらびっくり、玄人裸足の写真を撮ってくるのです。写真家は子どもたちの写真の展覧会を開き、彼らが学校に行く資金調達をしようとします。
 彼らが撮った写真を、ほんの一部ですがKAVCギャラリーにて展示中。写真を撮ることをただ楽しむ無作為が、プロでもなかなか撮れないような濃厚な空気感をものにしていています。7人の子どもの写真、みんな違ってみんな良いです。本当に。私事ですがつい最近一ヶ月ほどインドを旅行してきまして、今現在インドシックの真っ最中なので、彼らの写真を見て不覚にも涙しそうになりました(笑)
 映画と写真展で、突然小さな手に心臓を触られるような、不意の驚きを味わってみませんか?
例の「のだめ」じゃないですが、縁の遠かったクラシック音楽、かっこいいかも!?と思われてるんじゃないでしょうか。何と言うか、全部じゃないけど学校教育よ。それで音楽アレルギーや演劇アレルギーになる子どもの何と多いことか。子どもには本物を見せよ。と、いってもベルリン・フィルの来日公演のチケット料金は40,000円(西宮)でしたので、お子様には勿体ないか~。ロックはかっこいい、クラシックはかっこ悪い、じゃなくって、クラシックにもかっこいいと悪いがあって、ロックや諸々もそうだと分かるまでに私たちは時間かかりすぎる(これこそMOTTAINAI)。

ベルリン・フィル(BPO)、少なくとも現在世界最高のかっこいい演奏を聞かせるオーケストラでしょう。
あのブラームスもドボルザークもマーラーも(のだめに出て来ましたね!?)振った伝統あるオケ。現在の主席指揮者はリヴァプール生まれの風雲児サー・サイモン・ラトル。「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて」は、126人の団員たち、10000Kgを超える楽器のアジア6都市をめぐるコンサートツアーの一部始終を記録したドキュメンタリーです。熱狂的な観客、名門オケに属するメンバーの楽しさや苦しさ、指揮者とメンバーによる「BPOの」音楽が出来るまでー。本物のチケット代を考えると1/20以下!(あたり前?)

ナチス時代のBPOの映画「帝国オーケストラ」も上映します。音楽は夢、音楽は橋のはずなのに。

ちなみにベルリンで見ると、約10,000円くらい…?(円高)行くか?ベルリン

おざぶとんミーティング!?

2009-01-13(Tue) 23:09
市民社会フォーラムさまとの共催で下記イベントをおこないます。
みなさま、この機会に是非!当日いきなりご参加も歓迎ですが、可能でしたら人数把握のためにも是非ご予約ください。

□■市民社会フォーラム第17回映画観賞会■□
    「フツーの仕事がしたい」
    土屋トカチ監督との交流会

■日 時 2月14日(土)14:00~
     12:30上映(13:45終了予定) 上映後
■会 場 神戸アートビレッジセンター(KAVC)
■料 金
※交流会は無料。

◆土屋監督との交流会のお申し込み・お問い合わせ先
 市民社会フォーラム civilesocietyforum@gmail.com

■共 催 神戸アートビレッジセンター(KAVC)
     http://kavc.or.jp/    
■協 力 平和の井戸端会議
     http://blogs.yahoo.co.jp/yuubokuminn2003

新成人のみなさまへ

2009-01-12(Mon) 15:34
新成人のみなさま、おめでとうございます。2廻り目の方もおめでとうございます。昨日大阪で「40歳問題」(1/24~リーブル神戸)拝見しまして、無駄に元気な訳でもない、でも今ひとつ大人にもなりきれない、じたばたする愛おしき40歳の真実を目の当たりにしまして、年をとるのも捨てたもんじゃないなあ、と、来るべきその日を前に(目前に!?)勉強させてもらいました。

“よい大人”ていうのは、違うと思っても目をつぶってがまんするということではナイ。
“よい大人”ていうのは、全部わかったフリして真剣にならないことではナイ。

でも子どもと違うのは、大人になるにつれ、引き受けざるを得ないことがひとつひとつ増えてくる。そのひとつひとつと真剣に渡り合って、折り合いつけれた人は、やっぱり“よい大人”。

大人げないって思われても、世の中や自分ではない人に正面から向き合い、真剣に遊ぶ素敵な大人になってください。

世界は広いけど地続き。あなたが引き受けざるを得ないかもしれない世界の一端をご案内する映画をいろいろ取り揃えておりますので、新成人の方も2廻り目、3廻り目(!?)の方々もぜひKAVCへ。お待ちしております。

子どもたちの未来

2009-01-11(Sun) 00:11
インドの売春窟で生まれついた子どもたち。大人も生きていくのが精一杯で、子どもも生まれた時からその手伝いをし、ゆくゆくはそこで商売をするように運命づけられてしまっていて、抜け出すことは困難な状況です。まず、学校に行くことも叶わない。そんな場所にNYの女性カメラマンが取材で乗り込みます。彼女はただそこで生活をし、写真を撮るつもりでしたが、次第に近所の子どもたちのことが気にかかるようになり、ある日カメラを持たせてみます。子どもたちの写した世界は素晴らしいものでした。そこで彼女はそこで写真教室をひらき、やさしく時に厳しく、構図などの指導を開始します。この写真がこの子たちを救うかも知れない。そして、純粋にこの素晴らしい写真を広めたい。
そのうち彼女は子どもたちの就学への道を模索しはじめます。学校にいくために必要な、親の理解、政府の証明書、エイズ検査の結果…。ひとりの人間がひとりひとりの明るい人生を切り開く為に手伝えること、そんなことの地道さと力の限界、無限の可能性。
今回の上映時に、特別に子どもたちの撮った写真のパネル展示も1階で行います(1/17~24のみ)。子どもたちのまっすぐな瞳が胸を打ちます。
77グッズ
2007年7月7日、NYブルックリンの橋のたもとで奇跡のライブが行われた! 今や世界人気のV∞REDOMS(ボアダムス)のEYヨ氏を中心にへびのとぐろのようにコイル状に配置された77台のドラムによるライブイベントのドキュメンタリー「77BOADRUM」、本日より神戸公開です◎
深化し続けるV∞REDOMSの貴重な記録!ボアダムスへの愛が詰まっています。
グッズとしてはTシャツ(3800円)、パーカー(5800円)、ポスター(500)などご用意しております。
(万一売り切れの際はご容赦ください)
「俺たちに明日はないッス」はまさに60年代「~ない」に燃えた(萌えはない)世代からすると孫!?世代にあたる現在の17歳。本気ってはづかしい~ッスていう感じだけど、17歳の明日のなさは全世代共通な訳で。
比留間はとにかくヤリたくて、友野の顔を見るたびに「ヤらせろよ」って言うんですが、(アラフォーのお姉さんからすると、えええ!今ってこんなの!?と驚いたりもするんですが、)はてさてどうなるかはお楽しみ。あー青春ですなあ。痛がゆい。
あの、ほんとうにつまんなくて、ちっぽけで、がんじがらめだった17歳は、なんであんなにキラキラしとるんでしょうか。若手俳優さんも輝いております。
名曲「17歳」今回は銀杏BOYZがカバーします。
南沙織世代も、森高千里世代も注目ですよ~。
ジャスミンの国には、ジーンズの縦と横がほぼ同じような体型の人はいない。だからジャスミンは思うこんなズボンを履く人がいる海のむこうの「巨人の国?」。ポケットに手紙を入れたら、読んでくれるかなあ、、?

16歳のジャスミンは農村から、仕事を求めてたった1人で都会に出て来て、ジーンズ縫製工場で働く事になった女の子。寝る前に日記を書くのが習慣で、それがこの「女工哀歌」の語り手となっています。
彼女たちの職場は、非情に過酷な環境ですが、何故か暗くならないのは何故でしょう? 彼女たちの「え~今日も12時越え」だの「お湯一杯いくら」のような生活を垣間みながら、夜食(これだけはサービス!)かっこむ姿に部活や合宿の風合いもありますし、またそんな軽いことじゃないと怒られそうですが、ささやかな夢が叶ったり、一喜一憂を共にしてしまうのです。
もちろん背景にあるグリーバリゼーションの生き馬の目を抜くような過当な競争や、格差の問題も考えさせられます。
ただ、教科書的に、事象を詰め込むよりも、じっさいに、このジーンズをつくっている10代の中国の女の子の具体的な顔が思い浮かぶ、そのことが何よりの、ではないでしょうか。

「女工哀歌」でジャスミンちゃんに会いに来て! 1/10~
新年あけましておめでとうございます。受付に座っているとモニターから流れる予告編、「ラバンタ・ブラソ」の軽快なリズムが繰り返されております。

狂気といっても包丁を振り回してパンツ一丁で走りまわることではない。まあ、似たようなもんか? 
正月早々、気が狂っている話で申し訳ないのですが、ペドロ・コスタが何故に面白いかをご紹介しようと思うと、その度合いが、まあ振り切れる感すれすれな感じ、と、真面目に言えば、変わりゆく都市に対するやるせなさを表現していたり、革命と人種のことであったり、歴史と記憶と詩であったりとも言えるのでありますが、詰まるところ一言で表そうとするとパンクな訳です。
ただ、あえてロックではないのが、イッてしまっているかどうか、振り切れ具合の違いでしょうか?

パンクと言えば、基本的には“ぶっ壊すぜ”の不良の世界です。“現存する既得権益がらみの旧態依然の理不尽を”だったりするので、まあ実は真っ当なんですね。言いたいことって。ただ、自分の中から沸き起こる得体の知れない感情と天が結びついてしまったり、生まれたての赤ん坊のようにガラスの無垢を持っていたり、常人では計り知れない神懸かり的なことを得てして起こしがちです。

エキセントリックなお父さんが部屋を追い出されて(窓からいきなり家具が放り出されるところから映画ははじまる)、大量消費的社会に飲み込まれる街と貧民窟を行き来しつつ架空の子どもたちを訪ね回り、愛する妻への手紙である詩をくちずさみ、「いいね」と言った人に「覚えろ」と強要し繰り返すのは、パンク以外の何ものでもなく、この透明すぎる、関西弁で言う愛情表現としてのアホさ加減はブラボーな訳です。

シネフィルの方々には、自然光を主体とした照明や、恐ろしくキマったカメラの位置や映画的背景など、楽しんでいただけるところももちろん満載でございます。

言語としては何言うとるか聞き取れない“洋楽”みたいに、仮に意味はわからなくとも、面白い世界はあります。
“常人では計り知れない”は、たいていのハリウッド映画の売り文句“まだ誰もみたことがない”と、乱暴ですが、同じです。
こんな軽快なリズムなのに革命の歌なのか~。

2009年初観はコスタっていう選択もアリですヨ!


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