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KAVCキネマ通信

神戸アートビレッジセンターの映画ブログです。映画上映企画・KAVCキネマの耳より情報、こぼれ話映画話などをいち早くご紹介します。


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子供の情景

2009-03-26(Thu) 15:15
「カンダハール」の監督、モフセン・マフマルバフの愛娘ハナ・マフマルバフによる「子供の情景」。
 アフガニスタンを舞台に、一人の幼女がどうしても学校に行きたくて、ノートを手に入れ、学校に辿り着くまでの一日を描く。それだけ聞くとほのぼの系かと思うかもしれませんが、画面全体に緊張感が溢れていて、ざわざわと胸を騒がせます。頻繁に映し出される、タリバンにより爆破されたバーミヤンの仏像跡で戦争ごっこに興じる子供たちが、社会への強烈なメタファーに見えることも。

 英題は「Buddha Collapsed Out of Shame」。「ブッダは恥辱のために崩れ落ちたのだ」というこの題名は、父モフセンの有名な著書にインスパイアされています。異文化を排除・破壊する行為には生理的嫌悪を覚えてしまいますが、どうして仏像は「破壊された」のではなく、「崩れ落ちた」のか?先進国側からでなく、アフガニスタン側から状況を見る新鮮な体験ができます。

 映画監督一家のアカデミックな空気の中で育ったハナは、幼い頃から天才ぶりを発揮。9才にして短編映画を初演出、15才にしてドキュメンタリーを初監督、また詩集を出版。フィルモグラフィーを見てぶったまげたのですが、なんと19才で「子供の情景」を撮ったそう。まさにアンファン・テリブルの呼び名にふさわしい才能です。

「子供の情景」(2007年/イラン・フランス/81分)
近日上映
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レバノンの恋愛って?

2009-03-24(Tue) 13:31
 中東女性のイメージを鮮やかに裏切る映画です。
 一口に中東と言っても、イスラム原理主義の独裁政権がある一方、穏健な民主政権もあるというのは知っていたのですが、どうにも女性はチャドル(あの被ると黒いおばけみたいになるやつ)をまとっているイメージが。まあそれは極右だとしても、少なくとも皆スカーフくらいは被っているだろうと思っていたわけです。
 ところが。「キャラメル」の舞台は首都ベイルートの美容院。髪を見せること前提じゃないと成り立たない商売ですよね。美容院で働く女性も常連さんもみんな髪巻いたり染めたりオサレ。首都だからっていうのをさっぴいたとしても、軽くショックだったわけです。
 で、レバノン版SATCとか言われてるみたいですが、そこまでスラップスティック色は強くなく、むしろアルモドバル?不倫や結婚への不安、老いらくの恋や、仄めかし程度ですがレズビアン的な要素さえ。レバノンの恋愛事情・・・未知の世界をのぞきに行きませんか!

Caramel+sab2_convert_20090324132957.jpg

「キャラメル」(2007年/レバノン・フランス/96分)
上映期間・時間は上記タイムテーブルをご覧下さい

見る永瀬×見られるりえ

2009-03-23(Mon) 16:29
何やら淫靡なタイトルの「ゼラチンシルバーLOVE」、6月の上映予定です。
最近妊娠を発表して話題の人・宮沢りえさんと、存在自体がやらしい男・永瀬正敏さんの共演作と言われたらこれはもう見たいですね。うん。
監督は各界著名人が愛して止まない写真家、繰上和美。
どうぞお楽しみに~。

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映画のフライヤー

2009-03-21(Sat) 10:19
映画に来られたお客様がよくおっしゃるのが、「今日の映画のフライヤーありますか?」とのご質問。ただ残念ながら当日では切らしていることが多いです。ではレアな(?)KAVC上映作品のフライヤーをどこに設置していただいてるかというと・・・
まずは、市内の映画館。
シネ・リーブル神戸さん パルシネマしんこうえんさん 神戸映画資料館さん MOVIX六甲さん シネピピアさん 

それから大阪の映画館では、
十三第七藝術劇場さん シネ・ヌーヴォさん テアトル梅田さん 梅田ガーデンシネマさん シネ・リーブル梅田さん シネマート心斎橋さん プラネット+1さん

には、いつも全種類のフライヤーを設置していただいております。(大阪で上映があるものに関しては例外あり)

神戸の街では、トアウェスト周辺の雑貨屋さんや、洋服屋さん。
栄町周辺のお店やギャラリーにも、数多く設置していただいています。
公共文化施設の利点を生かして、市内の図書館や公民館にも(種類は限られますが)設置していただいています。
お立ち寄りの際には是非、探してみて下さい。

もっと確実に手に入れたい!という熱心な方には、KAVCクラブへのご入会がおすすめです。季刊の「ART VILLAGE VOICE」と共に、映画や演劇、美術のフライヤーもお届けしています。
 100年前、NYはコロンビア大学に単独留学して、心理学の博士号をとったうら若い日本人女性をご存知ですか?今だって十分高いハードルなのに、渡航先の情報が今とは比べ物にならないほど少なかった当時、並大抵の努力では成し遂げられなかった功績では。

 けれどその努力を努力と思わない人というのが、鶴子さんに感じた印象。映画中で頻繁に紹介される、鶴子さんの著書「楽しき思ひ出」では、日々海外生活の新鮮さに感動し、生き生き毎日を楽しむ姿が浮かんできます。名士の集まる舞踏会に呼ばれて和装でダンスを踊ったこと、ファッションにも強い興味があり、日本の妹に流行の雑誌を送っていたこと。

 もちろん本業の学業にも人一倍力を注ぎました。試験前は寝る間を惜しんで勉強し、自らを実験台にして心理学上の困難な実験を行ったりも。その甲斐あってか、指導教授に業績を高く評価され、論文が専門書に引用されたこともしばしばです。
 輝かしい業績に満ちた留学の日々でしたが、日本に戻った彼女を病魔が襲い・・・。

 もちろん恵まれた家庭環境、類い稀な才能と心身の健康という条件が揃っていたためではありますが、彼女を見ていると「何だってできるかも!」という気持ちにさせられるから不思議です。百年前の女性に元気をもらいに来ませんか?

上映日程:5/16(土)~22(金) 連日16:35 ※火曜休館
年度末いかがお過ごしでしょうか?それなりに忙しいせいもあり、
すっかりブログの更新をサボっておりました。
年度明け4月から、初夏にかけての話題作の上映がぞくぞく決まっております。

崩壊前夜の旧ソ連のお膝元、グルジアで撮られた「懺悔」。
なんと日本初公開となるこちらは、「ざくろの色」を思わせる抽象性と詩情を醸しながら、しっかり体制批判にもなっている傑作です。
亡くなった独裁者の死体が何度も掘り返される事件が起こる。被告人として法廷に現れた女性は、独裁者によって理不尽にも引き裂かれた家族の歴史を話し始める。
理不尽を理不尽と知りながら、自分かわいさに何もしない人々。独裁者よりも何よりも、一番怖いのはこういう類いの人たちです。権力者にとって無関心は何よりの援護射撃。自分が世界各地で起こる紛争や戦争に加担していないと、胸を張って言えるでしょうか?
いろいろと考えさせられます。

「長江哀歌」の大ヒットも記憶に新しいジャ・ジャンクー監督の最新作、「四川のうた」は、閉鎖の決まった中国の国営工場を舞台に、ドキュメンタリーとフィクションをモザイク状に組み込みながら、そこで働く人たちの人生=中国の50年の縮図を描きます。
解雇される人たちの嘆き、地方と都会の格差、世代間の隔絶と、問題は日本のそれとうつし鏡です。一度途方に暮れても、自分を信じてまた歩き出す人たちの姿は希望を呼ぶことでしょう。
4月1日発行の「ART VILLAGE VOICE」のトップページのインタビューで、
ジャ監督が日本の皆さんにメッセージを送ってくれています。是非お読みくださいね。

その他も話題作が目白押し。詳しくはKAVC公式HPのcinema欄をご覧下さい。


「懺悔」5/5(火祝)~5/15 (金) 朝10:30より
「四川のうた」6月上映予定


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