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精神

2009-04-02(Thu) 18:38
 「選挙」の想田和弘監督の観察ドキュメンタリー第二弾、「精神」。岡山の精神病院に通院する患者たちと、患者から「ブッダより」慕われる山本医師を中心に、よく病名は聞くけれどカーテンの向こう側に透かし見るだけの世界をくっきり映し出します。

 こういう言い方は語弊があるかもしれませんが、わたし自身「そっちの世界」に興味があって、人並み以上には知っているつもりだったのですが、聞くと見るとは大違いですね。一番想像と違ったのは、インタビューを受けている患者さんたちが皆、ちゃんと筋道立てて自分の状態や、経験や、感情などを語ること。多分どうして自分がこんなことになったのか、理路整然とならざるを得ないくらいに考えて考えて考え抜いてるんだと思います。もちろん人によって程度の差はあるでしょうが、その正直さと自己を見つめる透徹したまなざしに、「健常者」よりもよっぽど真摯なものを感じてしまいました。

 終盤、自作の詩や短歌を披露して談笑する患者さんたちは、一見どこが普通と違うのかが分かりません。ただその和やかなシーンのあと、監督はひやりとするようなラストを用意しています。それまでこの映画を見てきて、「なんだ、全然わたしたちと変わらないじゃないか」といって偏見のカーテンを開けようとした瞬間、その手を一瞬止めてしまうような。

 人間が千差万別なら、精神病の症状も同じです。「健常者」の都合のいい類型に当てはめることはできないのです。


「精神」(2008/アメリカ・日本/135分/アステア)
近日神戸アートビレッジセンターにて上映
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